住宅改修事例紹介
手すり1本の取り付けから、
バリアフリー住宅への改修まで。
より快適な毎日のために、安全な住環境を整えることをオススメします。高齢者が寝たきりになる原因のうちでも最も多いのが【転倒】です。自宅のちょっとした段差などの身近な場所での事故がとても多いのが現実です。特にお風呂場などは、とても滑りやすいうえに、無防備なハダカですので、大きなケガなどが起こりやすい場所です。不安定なドアや洗面台、タンスなどに、ついつかまったりしていませんか?必要な箇所に、適切な手すりを1本取り付けるだけで、ずいぶんと安全・安心になります。
住宅改修にも「介護保険」が利用できます。
介護保険による住宅改修費の支給は、対象となる工事費用のうち20万円を上限として、その7~9割※が給付されます。給付を受けるには、要介護認定が必要となります。要介護認定についてはこちらをご参照ください。
※介護保険の負担率は、所得によって異なります。
住宅改修事例のご紹介
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玄関まわり
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Before
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After
屋外用の手すりは、水にぬれても滑らないように加工されており、雨が降った日でも安全に外出できます。また、段差解消として、外まわりスロープや階段を設置することで、より外出しやすい環境になります。
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玄関踏み台
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Before
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After
玄関の上がり框(かまち)が高いと、上り下りが大変ですが、踏み台を設置して階段状に小さな段差に分けることで、玄関の上り下りが楽になり、外出しやすくなります。
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階段手すり
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Before
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After
階段は、家の中でもとても危険な箇所のひとつです。適切な箇所に、手すりを取り付けることで、階段からの転倒を防止できます。
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床材の取替え
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Before
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After
居室の床を、畳からフローリングに替えることで、すべりにくくなり、転倒を防止できます。また、介護用ベッドを設置する場合は、重量がありますので、畳よりフローリングが安全です。車いすや歩行器などの使用もスムーズになり、生活がより安全で快適になります。
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段差解消スロープ
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Before
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After
小さな段差も、すり足歩行や足が上がりづらくなった高齢者にとっては危険なポイントです。低いスロープを取り付けて段差を解消することで、つまづく危険性が少なくなります。また、室内で車いすや車輪のついた歩行器を使う場合にも、移動が快適になります。
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居室手すり
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Before
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After
室内のモノにつかまりながらの移動は、転倒リスクが高く、とても危険です。壁に手すりを付けることで、移動が安全になります。生活動線や利用する方の身長等に合わせて、適切な位置や高さに取り付けることで、しっかりとつかまることができ、立ち上がりや移動がしやすくなり、安全で快適な環境となります。
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浴槽手すり
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Before
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After
浴槽への出入りの際に、浴槽のふちや壁につかまるのは、滑りやすくとても危険です。浴室用の手すりは滑りにくい加工がされていて、しっかりつかまることができ、出入りや立ち上がりが安全になります。
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浴室スノコ
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Before
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After
浴室への出入りの段差は、スノコで解消できます。スノコは滑りりにくい素材で出来ており、転倒防止にもなります。シャワーキャリーなどの導入もしやすくなり、安全な入浴が可能になります。
※スノコは「介護保険購入」の入浴補助用具の扱いとなります。 -
介護保険の対象となる工事
- ①手すりの取り付け
- ②床段差の解消
- ③すべり防止及び移動の円滑化等のための床材変更
- ④引き戸等への扉の取替え
- ⑤洋式便器等への便器の取替え
- ⑥その他①~⑥の住宅改修に付帯して必要となる工事
- ※工事内容によっては、認められない場合もありますので、事前に市区町村の介護保険課や担当ケアマネジャーにご相談ください。
- ※手続きには、申請書・理由書・改修前後の写真等の書類が必要です。
- ※各自治体によっても違いますので、詳細は市区町村の介護保険課や担当ケアマネジャーにご相談ください。